バイオレンスデート④

そもそもこの日、私は仕事帰りでした。
この時の勤務先の同僚は頼れるお姉さんばかりだったので、この前街コンで知り合った男性と車でデートするということを前もって相談していました。

…大反対されました。

会って２回目で車デートはあまりにも危険だと。
この時にお姉さんたちに従っていれば少なくとも嫌な思いをすることはなかったでしょう…

その時はお姉さんたちの反対を押し切り、策として危なかったらお姉さんたちに電話をいれて助けてもらうという約束をしました。

とても優しいお姉さんたちです…

事件はしゃぶしゃぶの後に起きました。

近くで夜景が綺麗なとこがあるから行こうという話に。
薄暗くなってきてましたが、知らない場所でもなかったし、ヤバかったらすぐ逃げようと思って電話も握りしめて挑みました。

いつもはこんなにガチガチに警戒しないのですが、なぜかこの時ばかりは気が抜けません。

野生の勘です。

現場につくと綺麗な夜景。
高いところが好きなので若干浮かれます。
まわりに数台車がとまっていてカップルが何組かいました。

私から夜景が見えるように道路ギリギリで車をゆっくり走らせてくれる彼。
この不安は気のせいだったのかなぁと、自意識過剰な自分に恥ずかしくなります。

雑談をしながらところどころに綺麗な明かりが灯る住宅街を車で走り抜け、帰路の旅に。

そこで、夜景を見たことでムード感でも感じたのか、今まであまり触れなかった私の昔の男女関係について聞かれます。

嘘をつく理由もないので正直に今までお付き合いしたことがないことを伝えました。

「彼氏いたことないの！？え、じゃあしたことないの！？」

何を…？って感じですが。
彼はそっちの話に興味があるようです。
この時点でもう気持ち悪くて車から脱出したくなりました。

もともと下品な友達(失礼)が多いので、女子同士ならそういう話もしないわけではないですが。

ただ、自分が男とそういう話をしている絵面が気持ち悪くて無理です。ゲロでそう。

「え、じゃあ処女なんだ？してみる？？」

てめぇみたいなイモこっちから願い下げだああああああ笑ってんじゃねえええええ

コンビニにでも寄ってみる？みたいなノリで更に腹が立ちます。私の価値はそんなもんですか。

心の中で叫びつつ、ここで降ろされても困るので笑いながら腹の奥のモヤモヤを誤魔化すことに。

それが裏目に出ました。
私が笑っているのをいい方向にとらえてしまったのか、更に調子にのせてしまいました。

信号待ち。

運転席から手が伸びてきます

ウシちゃんは気づいていません。

手が触れます。

びっくりするウシちゃん！！！
視線を落とすとウシちゃんのデカい手のひらに彼の左手が！！！

さっきの会話で警戒度がMAXだったので更にびっくり！！！

パニくるウシちゃん。
気がついたら彼の手の下敷きになってる自分の手ごと思いっきりひっぱたいていました。

肌が弾ける爆音と気まずい空気。

もう取り返しのつかない事態になってしまったのに、とりあえず笑って誤魔化そうとするウシちゃんでした。

彼は苦笑いを浮かべていたと思います。

そうこうしてるうちに彼の手はひっこんでいきました。撃退成功です。

その後、たまに会話をするも私の方が彼に対して拒絶反応を起こしていたので続くはずもなく…

ポツポツ当たり障りのない話をしながら駅に着いたのでした。

一応車を出していただいたので、お別れする際にはきちんと挨拶をしました。もう2度と会わねーからなという意味も込めて。

そして駅に自転車を置いていたので、愛車に跨り、やり場のない不快感を足に込めて傾斜のひどい道を暴走しながら家路に着きました。

全くその気はありませんでしたが、社交辞令(?)として

今日はありがとうございました。
またご飯行きましょう！

と落ち着いた頃にメッセージを彼に入れました。

どう出るか楽しみにしていたとこですが、返事は返ってきませんでした(笑)

話も続かなかったし、そもそもあんなことがあったので彼とはここでおしまいです。

未練もなく連絡先を抹消しました。

ちょっと今回は反省すべきだと思いまして。

今まで初回で相手の車に乗ることもあったのですが、やっぱり相手の素性が分かってからと思ったのでそれ以降は車で出掛けるお誘いは控えております。

自分を大切にしたいし、なにより親を悲しませたくないので今後気をつけようと思いました。

でもまぁ、それを早い段階で気づかせてくれた彼には少しながら感謝もしてます。

だがしかし…覚えてやがれ！

うし

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バイオレンスデート③

帰宅後、なんとなくもんくんといい感じになり。
流れで割とすぐにデートの予定が経ちました。
鉄は熱いうちに打て。

デート当日。

もんくんは軽自動車で迎えに来てくれました。
昔、改造車や高級車で迎えに来てくれた方々がいて軽自動車で安心しました(笑)

いい車じゃなくてごめんね！

と、もんくん。

その日は郊外のしゃぶしゃぶに行く予定だったので、アニメの話をしつつお店へ。

しかし好きなアニメの趣味がお互い違ったようで、なかなか話が合わずにアニソンを歌ってる女の子の話をしたのを覚えています。

大好きなしゃぶしゃぶに夢中であまりこれといった話はしなかったと思います。

食事中は話ができない不器用はウシちゃん。

会計もいつも通り割り勘。

おなかいっぱいで幸せな気分でしたが、この後…

忘れられない嫌な思い出が爆誕しようとはこの時のウシちゃんは考えてもいなかったでしょう…

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バイオレンスデート②

二次会は更に人数が減り、男女合わせて10人いくかいかないかでした。

居酒屋の空き時間で街コンを開催して儲けよう！みたいな感じだったんでしょうか。

よくよく考えてみれば、司会進行も適当だったし会場選びを失敗した気もします。

とりあえず、もんくんの隣に陣取ります。
たけしくんとは席が離れました！やった！！！

ウシちゃんは早速、限りある時間の中で厳選した質問を投げかけます。
どうやら、もんくんは整体師のようでした。

相手の仕事について、とやかく言う権利はないのですが。

彼は夜勤もあるようで。

ウシちゃんが思いっきり昼型人間なので、夜勤の方とは生活リズムが違うだろうなと少し不安になりました。

しかし私は当時派遣で、たいした仕事もしてなかったので、墓穴掘り防止のために仕事の話はそれ以上突っ込まない事にしました。

あとは本当にどうでもいい、ここまで来てする？というような牛丼屋の話などをしました。

お肉が好きなキャラが定着していきます。

そんなこんなで、それでもやっぱりもんくんが気になるウシちゃんでした。

二次会は、会場の居酒屋をそのまま使う形でしたが、営業時間になったので奥の席に押し込まれただ野放しにされて雑談する感じでした。

なのであまり席替えはなく…
ほとんどもんくんとくだらない話をして帰る時間になりました。

隣の彼と同時に席を立ちます。

終わりが夕方過ぎだったので、このまま2人で出掛けるのもいいなぁ…とチャンスを伺うウシちゃん。

根暗なのでこちらからは話しかけられません。
それとなく彼の後ろを微妙な距離をとってついていきます。

おや……

たけしくん登場です…
仲良しかよ…

帰りは2人で帰るそうです。
もうあんたら2人で付き合えよ

手も足も出ません。

その2人とウシちゃん３人で駅前まで歩きましたが、もんくんとたけしくんが仲良すぎてウシちゃんは蚊帳の外でした。

これは誘えない、もんくん誘うともれなくたけしくんもついてくる。

そう考えたので諦めて帰ることにしました。

歩いているとき、たけしくんは私に何度も合コンのセッティングを持ちかけます。

最初から最後まで失礼なやつめ…

とりあえず帰ってから、その日のうちにもんくんに連絡をしようと思いつつ。

いい人が見つかったかもしれないという期待を胸に家路につきました。

うし

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結婚相談所へ③

前回、(顔が)好きな俳優さんの話をちらっとしましたが、人類ではラルクのhydeが頂点だと思います。

かっこいい。

どうも、ウシちゃんです。

続けて、もう1社の相談所Zに行った話。

こちらは単に私が名前を知っていたから選んだ相談所でした。

電話出れなかったら、わざわざメールにしてくれたりとなかなか気をきかせてくれました。

こちらには平日の夜にお邪魔しました。

そのせいか、人が少なかったのでまっすぐ行きました（笑）

静まり返ったビル内を進むと、担当の方らしき人がわざわざ迎えに来てくれました。

雰囲気は阿佐ヶ谷姉妹みたいな…
話してみると、たまに変な間があったりはするけど母親と話しているかのような安心感。

私がイメージしていた通りの「結婚相談所の方」でした。

話もあまり無駄がなく、それでいてたまに関係ない話も織り交ぜてくれる。まさに母親。

こちらでも、容姿に自信がなくてそれが原因で婚活にも支障がないか聞いてみました。

「ウシさんは笑顔が素敵ですよ！中にははまっすぐこちら見てくれない方もいますし…ウシさん条件クリアしていますよ～！」

優しい(T-T)

否定せず、いい所を見つけてくれる…
やっぱり結婚相談所ならこういう担当さんじゃないと、と思いました。

他にも、退会して結婚される方たちの掲示を見ながら

「20代の方ってお写真撮らせてくれないのぉ～」

とか言ってました。
この人なんか安心する…笑

こちらも割引になり、割と安く入会ができるらしい。

相談所Ｎと比べると割高にはなるけれど、担当の方を見ると今回相談しに来たZの相談所の方がよさそうでした。

またその場で決めずに持ち帰り、親にもちらっと話をしてみました。

日々節約生活をするくらいは貧乏なウシちゃんが、大金をはたいて結婚相談所に通うということについて背中を押してほしかったから。

自分で、そのお金の使い方で本当にいいのかと自信がありませんでした。

親がもう一度考えてみたら？と言ったら本当に考えようとおもいました。

でも、迷わず背中を押してくれた上にお金も多少は出してくれるとまで言ってくれたのです。

足向けて寝れん(T-T)

父の日で、本来ならばこちらから何かしてあげるべきなのに、逆に助けて貰ってしまいましたとさ。

将来、親になにかお返しができるといいです。

と、いうわけで結婚相談所Zに入会しようと思います！

まだ手続きなどはこれからです。

1年以内にいい人を見つけられたらいいなあと思います。

うし

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結婚相談所へ②

続きです。

いよいよ実際の会員を紹介してくれるという相談所のお兄さん。とは言え、入会前なので見るだけになりますが…

ところで、私がこの時提示した条件というのが
収入400万～、大学高専卒あたりです。
とりあえずは。

それを見たお兄さん

「具体的にどんな男性がいいかとかありますか？一目惚れとかされたりします？」

私は今まであまり好み！という男性がいなかったので答えようがありませんでした…

ちなみに俳優だと三上博史とか北村一輝とか柳楽優弥が好みです。顔は。

そりゃ三上博史みたいな人が旦那さんだったらどんなにいいか。
毎日眼福すぎて、横顔スケッチとか絶対初めてしまう…

ただ、私はそんな器量良しではなく、そんなイケメン旦那はどう考えても釣り合いません。

そこでとりあえず。
昔から料理が好きで、それをおいしそうに食べてくれる旦那さんがいればと思っていたので、お兄さんには「ふくよかな人」とお願いしてみました。

それを見たお兄さん、少々お待ちくださいと部屋を出ていってしまいました。

なかなか帰って来ないので出された飴をガリガリ噛み砕きながらポケモンGOやりはじめたうしちゃん。
ビルが連なり大きい駅もお店もあるので座っててもポケストップが何ヶ所か回せました( ͡ ͜ ͡ )

3匹くらい新しいポケモンを捕まえた頃、お兄さんが戻ってきました。

4人の方を見つけてくれたみたい。

…が1人も条件があわない…
年収300万の方、高卒の方2人、あとはそこら辺はクリアしてるが遠くの県が出身で里帰りはきちんとしたいと書いている人…

「どの方がいいですか？逆にいなかったら悲しいんですけど…笑」

「この方、割とガッシリ体型ですがどうですか？」

お兄さん、頑張って選んできてくれただろうにすまん…

1人選びはしましたが、やっぱりなんかこのお兄さんとは馬が合わないなーと思いました。

せめて私の希望の部分読んでから選んでほしかった…

というわけで、なんかモヤモヤしたまま終了。

ちなみにだいぶ割引していただいたんですが、この場で決めずに別の相談所にも話を聞くことにしました。

入会までの道のりは長い。

うし

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結婚相談所へ①

どうも！
あれから半年の月日が流れ。

うしちゃんです！

婚活は続けていましたが、ブログを書くのを怠っていました。

あれからゆうきさんとはどうなったのか。
あちらから返信が来なくなったので綺麗さっぱり忘れましたとさ！

つぎつぎ！

なーんて言ってる間に4月で30歳になってしまいました。

あの後にもアプリで会った方や街コンで会った方とデートなどをしましたが、うまくいかず。

というのも。
のちのち書いていければいいのですが、いきなり船移動の旅行に誘われたり、LINEのやりとりが一方的な連投だったりで、私の方からお断りしておりまして…

アプリの限界を感じたので、話聞くだけならタダ！と突然思い立ち、結婚相談所に行った次第です。

それについてお話します。

まず結婚相談所Ｎ

たまたま広告が出てきてたので勢いで相談の予約を入れました。

数日後。

うしちゃんの携帯に電話がかかってきます。

結婚相談所だろうな、と身構えつつ電話に出ると若そうな男性の声。

結婚相談所＝お節介おばちゃん

というイメージがあったため、一瞬びっくりしましたがとりあえず相談の予約を入れました。

当日。

結婚相談所Ｎは高層ビルの上の階でした。

エレベーターに乗ると何人か乗り込んで来たので、なんとなく結婚相談所の1つ下の階のボタンをポチッ（笑）

恥ずかしい！

そんなこんなで相談所に着いたのでした。

で、そこで出迎えてくれた営業の方がどうやら電話の主らしく。

聞けば私より3つ下の年齢でした。

そんなことってあるの？？舐められてない？？

「20代の時にお会いしたかった…！」

何回か言われました。

過去のことを言われてもどうにもならん！

ましてや今まで恋愛経験がなくてそっち方面はベイビー状態なのにいきなり、よし！20代のうちに相談所行こう！ってならないわ！

出会いについても聞かれました。

しかし、仕事恋愛は既婚者ばかりの職場なので論外。うしちゃんは友達が少ないので紹介も難しいという話をしました。

では休みの日などはどうされてるのですか？ということもきかれました。

友人がいないので基本は1人ですと答えると

「…毎日楽しいですか？」

…心配されました。

1人も楽しいので問題はないです。

その後話を聞いてもなんかパッとせず。
彼の結婚観みたいな、相談所の説明というよりはただの世間話みたいなことを長々と聞かされました。

子供がほしいなら、あと1年でお付き合いを始めた方がいいらしいです。
早く、早くと言いますが…それは自身が一番分かっている…

それに乗じて、今まで男性経験がないことなどを伝えて、結婚に対する不安を払拭してもらおうと試みました。

「え、そう見えません！お世辞ではなく…！ただ、そうでしたら慣れていかなくてはいけませんねぇ」

なんか面倒くさい質問してすみませんでした…

私は今なにをしているんだろう…

彼の話をぼーっと聞いていると、ようやくうしちゃんの男性の希望についてのお話がありました。

次回へ続く！！

うし

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ドライブデート④

一軒めのカフェが混んでいて入れなかったので、次の候補らしい民家のようなカフェに到着しました。

店内がかわいい。
魔女宅みたいだねと話をしました。

外が見える日向のテーブル席へ。

種類は少なかったですがケーキセットを二人で頼みました。

そこではお互いの大学の話をしました。

大学にゴスロリとかで着てる子がいたという話から、ウシちゃんの服の話に。

「ウシさんは、いつもかわいらしい服を着てるけどお嬢様なの？」

ゆうきさんから謎の質問。

お嬢様の定義が分からないんですが、野原をかけめぐる野生児だしそこまで裕福じゃないし…箱入り娘なとこはお嬢様かもですが。

よく分からないときは笑っとけ。

昔話をしているとケーキと紅茶がきました。

話しているときにレンジのチーン！が何回も厨房から聞こえていたので不安でしたが…

シフォンケーキがおいしかったです。
もう片方のショコラケーキがパサパサだったので、チンしていたのはこいつらしい…

もちろんおいしいと食べましたが！

季節が季節なので日が落ちるのが早く。
だんだん日が陰りはじめました。

夕日に透ける紅葉を見るといつもホラー映画みたいだなぁと思ってしまいます。不気味。

暗くならないうちに帰りましょうか

あれだけ気持ちを寄せていた彼なのに、もう少し居たいなという気持ちを持てず、お店を後にしました。

二回目だしなんかいい感じになるかなぁと思っていたのですが、恋愛ってむずかしい。

駅までもたいした深い話をせずでした。

駅の駐車場。

いつものウシちゃんなら、さよならと言ってぱっぱと帰るのですが…
まだ次の予定がたってない！！！

ここで別れたらおしまいかなぁと。
前ほど惹かれないにせよ、ここまでは嫌な想いをしていないので彼をキープしておきたい！

しかしこちらから何日！と決めるくらいぐいぐいいけないので、とりあえずまた遊んでくれますか？ と聞いてみました。

「そういっていただけると嬉しいです」

問いかけが間違ったのか日にちが決まらない…
そのあとどこに行くかも聞いてみましたが。

「行きたいとこは今日行けたので…」

後で決めましょうということに…

仕方ないので挨拶をしてお別れしました。

ウシハウスに着いてお礼のラインをして、あちらから大学のことについて質問があったので、それに答えて返事がないまま早一週間。

たまにこちらから連絡するにも、前回私でメッセージが止まっているので連投するとウザイような…

プレゼントした紅茶の感想でもくれたら嬉しいな。

しかし雲行きが早くも怪しいので違う人も探さないといけないかなぁ。

うし

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